大小からなるロッジ併せて11棟、オートキャンプ場18区画を完備、朝から夜までゆっくり楽しむことができます。研修やセミナーで使える大ロッジには大きな浴場も併設。敷地内には、産山村教育委員会が運営する天文台もあります。(※星座鑑賞のため天文台を利用したい方は産山村教育委員会まで要予約)
施設概要
施設名 | ファームビレッジ産山 |
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住所 | 〒869-2702 熊本県阿蘇郡産山村大利585 |
TEL | 0967-25-2210 |
Webサイト | http://farmv.ubuyama.com/ |
営業時間 | チェックイン:14:00 チェックアウト:10:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 50台 |
料金 | ロッジ:18,370円~ 大規模ロッジ:36,850円~ オートキャンプ場:5,170円~ |
地図
ロッジには暖炉も完備
九州の名峰・阿蘇、九重、祖母を望み、少人数で利用できるロッジから、グループ利用も可能な大型ロッジ、オートキャンプなどさまざまな宿泊スタイルに合わせて利用できる。
「産山村のいいところは、景色の良さ、水の良さ。当施設へのリピーターが多いのもうなずけます。」
こう語るのは、ファームビレッジ産山のスタッフ、志賀順子さん(58)。自身は、産山村に隣接する大分県竹田市の出身で、村出身のご主人との結婚を機に移り住み、産山での生活は37年になる。
「当時は、兼業農家で米作や赤牛も飼育していましたが、3人の子が独立するよになり、村内の温浴施設(花の温泉館=休館中)で働くようになり、別の施設をへて、施1年前からファームビレッジで働いています」
志賀さんは、客の受付や館内の清掃などを行うほか、「ロッジで使う暖炉の薪割りもやりますよ」と話す。てっきり、刈りだした丸太を1本ずつ割るのかと思ったが、「もちろん機械でやるますよ」と笑う。
また来たい…と言われるのがうれしい
志賀さんに、施設を案内してもらったが、暖炉が設置されているほか、冬場はこたつも使え、もちろん夏には冷房も完備。
「産山の冬は寒いですが、ここは快適ですよ。生活するには車がないといけませんが、静かなところで、都会で暮らす子供たちが帰省してくると、『この静かさは魅力だね』と話しています」
コロナ禍で、施設も平日には苦戦するが、休日には満室になることもあり、「福岡を中心に、大分、鹿児島、佐賀…と九州全域からお客さまが訪れてくれます。『また来たい』と言われると、気持ちよく使ってもらえてうれしいな、と思います」と仕事のやりがいを語る。
施設内には、木造2階建てのロッジ(定員7人)が10棟、オートキャンプが18サイト(1区画8人程度)あるほか、研修や合宿にも使える大型宿泊施設「パンプキン」(定員30人)、天文台などもある。バーベキューもでき、食材や木炭の提供(有料)もあり、阿蘇の大空の下で食べると一層おいしく感じるだろう。
※年齢などは取材時のものです